お菓子に使う小麦粉といえば「薄力粉」ですが、丹坊のどら焼きは「中力粉」を使っています。

今回は、小麦粉についてご紹介します。

小麦粉は焼菓子の骨格を決める、とても重要な原料です。

一般的に、『パンやピザには強力粉』『うどんやラーメンなどの麺類には中力粉』『ケーキやクッキーには薄力粉』というように、用途ごとに小麦粉を使い分けます。

どら焼きの生地も、通常は「薄力粉」で作られることが多いのですが、薄力粉の多くは輸入小麦というのが現状です。

丹坊では、食料自給率のアップに少しでも貢献したいという思いから、国内産、しかもできるだけ福島市に近い農園で生産されている小麦を探しました。

いくつかの小麦で試作を繰り返した末に辿りついたのが、宮城県産の「シラネ小麦」(=中力粉)です。
お菓子向きの小麦ではありませんが、コシの強さなどの特徴を生かして、ソフトでもちもち感のある食感に焼き上げています。

 

丹坊のどら焼きを召し上がる際には、生地から薫る「シラネ小麦」の風味と、弾力のある食感をご体感ください!